【ポケモン剣盾】ダブルバトルで対戦する時に絶対に意識すべき「並び」という概念について




ポケモンに慣れてきてダブルバトルにも挑戦したいという人向けへの記事です。

ダブルバトルで特定の並びが崩せないで困ってしまったり、逆に自分の並びが崩されてしまって困ったことはありませんか?

この記事はその並びについて著者の独断と偏見に基づいて語りたいと思います。

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目次

並びとは?

ダブルバトルに置いてポケモン2匹を出した状態のこと

またその2匹によるコンビネーションのことを指します。

ダブルバトルではこの並びとは常に意識されるものであり、個々のポケモンは単体での運用は想定せず隣のポケモンとの相性を加味して決定されます

並びを意識せずに構築を組み、そして選出をしてしまうと対戦相手の並びを意識したパーティに各個撃破されてしまいます。

各個撃破されないためにも並びを意識したポケモンバトルができるようにするとより楽しく遊ぶことができます。

この並びには大きく分けて「崩されやすい並び」「強固な並び」の2種類が存在します。

このような呼び方をすると「強固な並び」こそが正しく「崩されやすい並び」は避けるべきであると考えてしまうかもしれませんが一概にそうとも言い切れません。

まずはこの2つの代表的な並び(+α)を見ていきましょう。

崩されやすい並び

  • カプ・コケコ+ライチュウ(エレキ下)
  • ペリッパー+ゴルダック(雨下)

崩されやすい並びの例がこちらになります。

高い火力を誇り突破力はあるものの耐久力に欠けるため相手から攻撃をされると崩されやすいです。

強固な並び

  • コータス+ヤレユータン(晴れ且つトリル下)
  • カビゴン+カプ・レヒレ(太鼓成立後トリル下)

崩されにくい並びの例がこちらになります。

高い火力と耐久力を両立しているため一度作ってしまえば相手から攻撃されても崩されず、そもそも攻撃することを許しません。

安定する並び

  • ウインディ+カプ・レヒレ(初手)

明確なシナジーは存在せず、純粋に広い対応範囲を持ちます。

しかし安定しているだけでコンボが存在しないため制圧力に欠けます。

並びの特徴

基本的に強固な並びとは手間がかかり、崩されやすい並びとは簡単に作り出すことができます。

制圧能力は低いが安定する並びはプレイング依存ですが非常に広い範囲に対応が可能です。

崩されやすい並びの特徴

耐久面に難があるため相手を倒しきれない相手からは交換する必要性がでてきます。

この並びは崩されやすい代わりに一度盤面が崩されても再展開することで再び同じ状況を作ることができるという特徴があります。

故に一度不利な状況になった時のリカバリがしやすく、簡単にこの並びを生み出すことができるので初手以外でも使うことができます。

基本的にポケモンバトルは攻撃をしなければ勝てないゲームであるため相手のポケモンを倒せば倒すだけ得ですが、崩されやすい並びは相手に倒されることでこの並びを作り出すという動きも可能となります。

しかし当然ながら再展開しやすくとも崩されやすい並びであることには変わりないのでこの並びに勝ち筋を依存しすぎるのはあまりよくありません

強固な並びの特徴

強固な並びとはその並びを生み出すために必要な行動の回数が多くなります。

トリックルームの始動のために猫騙しで補助し猫騙し役を引かせ(または退場させ)壁を張り、その上で絶対的なエースを並べるというようにです。

このように強固な並びというものは作るのに手間がかかってしまい一度崩された時や並びを作れなかった時のリカバリがしにくく、余裕のある初手からある程度狙っていかなければなかなか生み出せません。

対戦相手からのも強固な並びを作らせないように対策を取られますが、それを乗り越えて一度この並びを作ってしまえば崩されることはまずないためどのようにかける手間を少なくして並びを作るかが重要となります。

しかし強固な並びを作れなかった場合はコンボを始動することができずバラバラの状態で戦うというとても不利な戦局となります。

トリックルームの始動に失敗し、素早さに欠けるポケモンで固まってしまった状況が分かりやすいでしょうか?

実戦での運用

この2つの並びとはどちらかに特化してもよいですがが組み合わせることも可能です。

例えばドレディア+コータス(晴れ下)という崩されやすい並びを初手で展開するとします。

この並びは対戦を進める中で当然崩されてしまいますが、崩されるときにコータスは温存しドレディアから倒されるように意識して戦います。

するとドレディアが倒された後にヤレユータンを出してトリックルームを使うこができるので、でコータス+ヤレユータン(晴れトリル下)という強固な並びを隙を作ることがなく作り出すことが可能です。

この時も晴れのターンが切れないようにすることやコータスのHPを維持することに努める必要がありますが、崩されやすい並びから強固な並びへと変化させるという一連の動きは対戦相手としても対策しにくく成功率が非常に高いです。

当然コータスのHPが消耗していれば並びそのものは強固ですが、片手落ちになってしまうためそれまでの対戦でコータスに強いポケモンやトリックルームを止めるポケモンをドレディアのねむりごなで妨害したりブルームシャインエクストラで倒しておくということが必要となります。

所謂スイッチトリパの動きもこれに該当します。

まとめ

崩されやすい並びだから駄目だということや、強固な並びだから絶対に狙わないといけないということではありません。

状況に合わせて適切にとるべき戦術を選択し、強固な並びを崩すために崩されやすい並びを活用するということも重要です。

しかし崩されやすい並びにパーティ全体が依存するようになるとそれ以外の勝ち筋が存在しまうケースが存在します。

再展開して並びを作るためのリソースがなくなると負けが確定してまうことや、強固な並びにだけ依存するとその並びを作れなかったときに負けが確定しまうことは注しなければなりません。




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この記事を書いた人

ここでは黒と名乗っていたようだが中の人は喰い断⑨。
WCS2017日本大会でベスト4となり対戦理論の紹介に説得力が増したらしい。
最も本人は自分のプレイングを一切信用していないため運要素を最重要視したゲームメイクを好む。

色々あった結果喰い断の名を明らかにした。


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